馬場 加奈子
1975年東京生まれ。女子美術大学卒業後10年程デザイン業に従事。その後、推拿療法を身に付けるため東京中医学研究所の孫維良先生に師事。
同所に勤務後、出産を機に退職。しばくしてから訪問施術と東京中医学研究所にて施術。現在は主に訪問施術をしています。

手による癒やし、きっかけと想い。
 常に冷えている感覚があった30代前半、ちょうどその頃、婦人科系の疾患で体調を崩し、心もしばらく前向きになれずにいました。でもそういう時こそ心の声が聞こえます。いつもよりも深く体の悲鳴も感じました。
 自分の性格や普段秘密にしたいこと、心の変化の不思議などから陰陽の概念に興味を持っていたので、中医学に基づく推拿(すいな)療法は自然に惹きつけられました。また、真っ直ぐに届く手仕事がしたいという思いから、自身の治療と手技療法を学べるところを探していた時、孫維良先生の推拿(すいな)に出会いました。
 心と体の痛みに届く深くて優しい治療でした。施術後の体の変化にびっくりしたのは呼吸がしやすく体が温かいのです。心も体も氣が満ちるように元氣が出ています。こんな風に施術できたらと胸が高鳴った日を今でも忘れません。施術を受けている最中にこれだという確信があり、治療が終わってすぐに今後について相談しました。孫先生から推拿を学びたいと。全くの初心者で心配でしたが「大切なのは心、心は手と繋がっていますから大丈夫ですよ」という言葉に大きく励まされ、その日より孫先生に師事しました。
 心と体の声が聞こえるようになりたい。緊張を解き、元氣を後押しできるようになりたいと心から思いました。
 推拿と氣功を同時に習い、自分と相手と天地の大きな宇宙を意識することの大切さを学び、感じ、陰陽の自然哲学の魅力にどんどん惹きこまれていきました。
 意念を大切にした深い呼吸を取り入れながら日々を過ごしていると、平熱35℃台だった体温が36℃台へと上昇しています。この1℃の違いは体力面でも変化が出て、免疫力も高まったようです。体調が良くなり、妊娠そして出産をしました。自身の経験から婦人科系の疾患は体の冷えを取ることが鍵と実感しています。
 コツコツと今できること積み重ね、施術業に従事して十数年の月日が経ちました。これまでの経験を活かし、心からの施術をしたいと思っています。

 年を重ねるごとに、今までと違う心と体の変化にも自分らしく今を生きる。その過程はきっと素敵です。自身と向き合っているあなたのお手伝いがしたいです。向き合えずにいても大丈夫。

 あなたらしく、元氣な今を過ごせるようお手伝いいたします!

 一人ひとりの優しい笑顔の和が波紋のように広がり、やわらかな調和となりますように。

習得技術
推拿療法/臨床中医推拿塾(東京中医学研究所)
足裏反射療法/東京中医学研究所
ストーンセラピスト/ストーンセラピストアカデミー
アロマ・アドバイザー/NARD JAPAN ナード・アロマテラピー協会
アロマタッチケア/AromaTime
クレイテラピー/AromaFrance
オーガニックスキンケアフェイシャル/ICA国際クレイセラピー協会
その他、骨盤矯正、パーソナルストレッチ等各種技術